Friday, October 28, 2016




東京都美術館「ゴッホとゴーギャン 展」見てきました。
東京都美術館は上野動物園の隣だし、同じ公園内に他にもたくさんの美術館があるので、
そこにいる人達の休日感がすごくて幸せな気持ちになる。

ゴッホとゴーギャンといえば、
ゴッホの耳切り事件が有名ですが、
一緒に暮らしていたのはたったの2ヶ月という短い間。
でもその間に2人はたくさんの作品を制作していて、
今回の展示では、2人が一緒に暮らした時の作品と、
その前後の作品、2人が影響を受けた画家の作品がたくさん展示されていました。

正直ゴーギャンの作品はそんなに好きではないので、
あまりじっくり見ませんでした〜。
展示作品もゴーギャンよりゴッホの作品のほうがかなり多かった気がします。

2人が影響を受けた画家の中で、モネの作品の色がキレイで感動した〜。
ゴッホの初期の作品はどれも色が暗いものばかりだったので、
モネの作品で気持ちが明るくなった。

ゴッホが一つの静物画を除き「他の全ての作品を完全に圧倒する」とした自信作「収穫」が良かった。
色が他の作品に比べとてもはっきりしていて、
特に空の色が気持ちよかった。
彩度がとにかく強くて、実際の色よりかなり濃い。
ゴッホといえば常に鬱なイメージがあるけど、
これを描いた時はごきげんだったと思う。

フィンセント・ファン・ゴッホ「収穫」

「ゴーギャンの椅子」は「おぉ!これを生で見れるとは!」と感動した。
現実に見たものをモチーフに作品を作るゴッホと、
抽象的な想像の世界をモチーフに作品を作るゴーギャン。
自分とは全く違うゴーギャンの絵画への思考に、
ゴッホはこの絵を通して抗議したんじゃないかなぁ。
これが精一杯の抗議って...。
この後耳切るし、ゴッホって自分追い込むなぁ。
絵は楽しく描きたいです。

フィンセント・ファン・ゴッホ「ゴーギャンの椅子」


人がすごかったけど、美術館が大きいからからかゆっくり作品が見れて嬉しかった。

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東京国立近代美術館「トーマス・ルフ 展」

写真は見るのは好きだけど、
なにがどう良いのかがいつもよく分からない。
トーマス・ルフは色々な手法を使って
メッセージや写真の可能性を伝えている写真家なので、
作品だけでなく、その解説ありきの展示だった。

解説の中には3回読まないと「???」なものもあって、
ゴッホとゴーギャン展見た後に行ったのでちょっと疲れた。
壁に書かれた解説を読んでたら隣で読んでた30代くらいのお兄さんが舟漕ぎだして
立ったまま本気寝しててびっくりした。
額や、キャプションの展示方法がオシャレで真似したいって思った。
作品より展示方法に気が行ってしまった...。

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六本木で毎年やっているアートイベント「六本木アートナイト」に行ってきた。
ポスターがださいな。会場で配られてたパンフレットもかなり見難くて、
結局スマホで調べることになって、グラフィックがとにかく弱いなって思った。残念や。

友達と行ったので、ぐるぐる散歩しながら色んな作品が見れて楽しかった。
面白かったのが、「スイッチ総研」て人たちで、
商店街の色々なお店に「◯◯してください」
(例えば、「ショーケースをここから眺めてください」とか「(目の前の)かぼちゃを持ち上げてください」等)て書いてあるパネルがあって、
その通りにするとどこからともなく 演者が集まってきてそのシチュエーションが意味を持つパフォーマンスが始まるってアート集団だった。
面白かった〜。

あと、平本瑞季さんて人の「寿司パフォーマンス」もかわいかった。
一見オシャレな格好した人が素早く寿司になるパフォーマンス。
お寿司食べたくなった。





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