Wednesday, October 5, 2016

お久しぶりです。
最近インスタグラムを始めてからすっかりブログを書かなくなった角です。
なんかねぇ、SNSやっているとそうなっちゃうんです
よねぇ。
でもSNSとは別にここでは好き勝手に日記書こうと思います。

最近、イラストレーターさんのギャラリーで行われる展示には行くのですが、
美術館に行くことがめっきり減りました。
私は美大出身ですが、美術の歴史や、画家についてそもそも詳しくないので、このまま美術館に行かなくなることはとても寂しいと思い、今月は一人で勝手に時間があれば美術館に行く月にしました。

そんなわけで
「オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO」
に行ってきました。



↓なんとなくの絵日記はこちらです。
もし興味ある方は画像クリックしていただけると拡大で見れます。




私はミッフィーちゃんの作者で有名なディック・ブルーナさんが大好きなので、それ目的に行きました。(ディック・ブルーナさんと誕生日が一緒なことは私の数少ない自慢の一つです。)
しかし、今回一番衝撃を受けたのはリートフェルトの作品でした。


写真:ウィキペディアより

リートフェルトの作品の中で、美術館によく行くことがある方なら誰しもが見たことがある作品といえばこちらのレッド・ブルー・チェア。
私もこのイスは今まで何度も大学講義や展示等で見ていたので、
今まではこれを見かけても「あぁ。いつものお馴染みのね。。。」ぐらいで
何がどうすごいものかを考えずにいました。

展示されていたリートフェルトが手がけた建物の一つは、夫を亡くした婦人が子供達を幸せに暮らすために作られた「シュローダー邸
」。


写真:ウィキペディアより

シュローダー邸はリートフェルトとシュローダー夫人がお互いが求めるもの、芸術性等をかなり話し合った上で作られるのですが、
結局完成した後のインタビューではシュローダー婦人は壁がなさすぎて寒いとかデザインがあまりに前衛的すぎたの諸々で人が建物を見に集まったり勝手に入ってくる人がいたとか建物自体を褒めつつもめちゃくちゃ文句言ってて、
リートフェルトは「新しい物を作るには今までのものを壊さないといけない」て人んちなのに結構勝手なこと言っててすごく面白い!最高!って思ってしまった。

ちょっと話は変わるけど、そういえば、
結構前にお父さんが東京出張に来た時に「ポンピドゥー・センター傑作展」を見て行って、
近現代美術作品をたくさん見た時に、どの作品を見てもお父さんが
「こりゃあ(作者が)病んどるなぁ」て言ってたのがかなりツボだった。
そう、美術をしている人は大抵病んでるか、こじらせてるかめんどくさいよなぁって思う。

リートフェルトも私は勝手に病んでこそいないけどかなりめんどくさい人だったろうなぁって思ったけど、
作品が格好良いしその時代のデザインを動かせたなんてそれだけでもういいじゃんって思います。

やっぱり美術館は面白いなぁ。




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